クライマーズ・ハイ
◆クライマーズ・ハイ(日本)
監督:原田眞人
出演:堤真一/堺雅人/尾野真千子
内容:群馬県御巣鷹山。ジャンボ機墜落事故の全権デスクに任命されたのは、組織から一線を画した遊軍記者だった。モラルとは?真実とは?新聞は命の重さを問えるのか?
7/5公開(丸の内TOEI1ほか)
群馬県にある新聞社が舞台。同じ職場の仲間といえども、中ではドロドロの攻防戦が行われているのが描かれる。事故の一報が入った直後など、手持ちのカメラで細かいカット割りになっていて、その緊迫感を盛り上げている。
事故につながる真相を描くところにテーマがあるのだが、その重さのためか、数年後の主人公の様子などを並走させて、やわらげる配慮がなされている。けれども、その描き方もそこまで必要か?という気もする。メインは墜落事故の話なのである。主人公の親子関係はメインではないのであるから。
ミニシアターフレンズ管理人 2008年03月24日18時40分
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ラスベガスをぶっつぶせ
◆ラスベガスをぶっつぶせ(アメリカ)
監督:ロバート・ルケティック
出演:ケヴィン・スペイシー/ジム・スタージェス
内容:MITの学生ベンはある日、天才的な数学力を教授に見出され、ブラックジャックの必勝法を習得するチームに誘われる。高額な学費を稼ぐためベンは仲間とともに日夜トレーニングを続け、ラスベガス攻略を試みるが…
5/31公開(有楽座ほか)
ブラックジャックの必勝法は面白そうなのだが、細かい部分はぼやかしている。悪用を恐れたのだろうか?必勝法は違法ではないけれども、カジノ側はなんとかしたいので、用心棒のようなものを雇っている。それとの戦いなのだが…。
気楽な感じで見ていられる、いかにもハリウッド・エンタテインメントなのであるが、見て思ったのは、アメリカでは復讐という選択は当たり前なんだろうな、ということ。政治もそうなってるのは当然の話なのだと、密かに納得してしまった。
ミニシアターフレンズ管理人 2008年03月24日18時40分
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ビルマ、パゴダの影で
すでに管理人さんの映画評が出ていますが、ま、追加コメントということで。
ビルマの現状が非常によく描かれたドキュメンタリーです。「観光取材と偽って」ということ自体が、今のビルマでは命がけだということを知っておく必要があります。しかも監視の目をかいくぐって、ジャングルのカレン、カチン、ロヒンギャなどの難民、そして反政府組織であるABFSUなども取材に行っている。これはもう恐るべき行動力・取材力です。
大人へのインタビューが少ないのも当然。大人はいま何もしゃべれないのです。恐怖政治下で、下手なことを言えば一家・一族が皆殺しになるかもしれない状況。登場人物の誰の顔にも笑顔が見られないという異常さに、私たちは現在のビルマ(決して軍事政権がいう「ミャンマー」ではなく)の希望のなさを見せつけられます。
Tシャツを買うという程度の支援以外に何ができるのだろうと考える人は、まずこの映画を観ておくべきでしょう。
育郎 2008年03月17日22時12分
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